通り雨の後に

くたびれてため息をついて歩く 仕事の帰り道で通り雨に降られた 正直に傷ついて 理不尽なやつのご機嫌をとっては虚しくなるのさ でも君がここにいてくれたらなぁ その笑顔だけあればいいのに 生きるのが苦しいと あの空の向こうに行きたくもなるよ こんな日…

水色

○月×日 通り雨の朝に ふわふわな言葉を空に投げて 気付かないふりをした微かな光など 儚く薄れては少しだけ滲んだの それはあまりに綺麗すぎて まっすぐ見れないの 透明な景色の中で咲いた花は いつも風に揺られて 何を思い浮かべているのでしょう ただ水色…

くらげ

6月の雨のいたずら 本当のことを隠した 傘をさす私はくらげみたいね 終わらない夜をさがして 音符と休符を繋いだ 少しだけ素直になれる気がして 放った想いが誰かのことを 傷つけてないかこわくなるのよ だから何も感じなくなれたならいいのに ゆらり ゆら…